脳梗塞 後遺症 嚥下障害 メカニズム

脳梗塞の後遺症で嚥下障害!そのメカニズムは?

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 脳梗塞というと、その後遺症で腕や足に麻痺が起きるというイメージがあります。
 確かにそのような症状も生じますが、脳には身体すべてを動かす機能があり、脳梗塞では発症する場所により、手や足の麻痺だけでなく、身体の様々な部分に障害が起こるようになります。

 

 例として、排尿や便が上手く出ない、感情が上手くコントロールできない、場所や位置が認知できない、顔面の神経が麻痺してまぶたや唇が垂れ下がってしまうなどがあります。

 

 そのような後遺症の一つに食べ物が上手く飲み込めなくなるという症状があります。
 一般的に脳梗塞により言葉が上手く話せなくなるということはよく見聞きしますが、実は口の奥にある「飲み込む」という機能も障害されてしまうことがあります。

 

 飲み込むとは専門的に「嚥下」と言い、飲み込む機能が障害されていることを「嚥下障害」と言います。
 嚥下にも様々な神経のメカニズムがあり、障害されている神経の部分によっては嚥下の障害の仕方が違ってきます。

 

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 嚥下障害では、「ごっくん」と食べ物を飲み込むことができなくなります。
 物を噛むという、口から口の周りの筋肉が障害されていると食べ物がうまく噛み砕けません。

 

 嚥下障害のある患者さんは食事が始まった当初は比較的飲み込みやすいゼリー状のものから訓練的に食べ始めていきます。
 そして、飲み込む機能の回復状態に合わせて徐々に歯ごたえのある食べ物へと変更していきます。

 

 固形物や、普通の水などは、飲み込みにくかったり、逆に水の様にさらっとしたものは、上手く飲み込めない状態ではその水分がスルッと肺に入ってしまうという危険な時があります。

 

 麻痺に対する治療は、嚥下障害も同様にリハビリが主になります。
 飲み込みの程度を確認しながら、発声訓練など喉の筋肉や神経を刺激して回復させていくのです。

 

 このように神経のメカニズムは複雑であり、物を食べるということは、前途したように喉の動きだけでなく、口や口周りの神経障害も影響しているため、その複雑な神経メカニズムを把握した上で治療に取り組んでいく必要があるのです。

 

 次はこちらの記事です。
 心原性脳梗塞の予後には要注意?

 

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